言ノ葉戯レ

そんな小紅を見て澪は、微笑む。




今のこの期間、どこの学校も夏休みだと言う事に今の今まで気づいていなかった小紅がなんだか可愛く思えたのだ。




と、その時。




「わっ…!」




いきなり強い風が吹いた。




澪は自分の長い髪を抑えるかのように頭に手をやる。
< 40 / 50 >

この作品をシェア

pagetop