HAPPY GO LUCKY!!
「じゃ、遠慮なく」

「えっ?

――あっ…」

俺は穂波の首筋に自分の唇を当てた

最後までとことん、穂波にこき使われてやるよ。

そっちがこき使うなんて宣言した以上、こっちは最後までこき使われようじゃないか。

「――あっ、拓ちゃ…」

「――ここ?」

「――んんっ…」

あーあ、何してんのやら。

何か、俺が穂波をこき使ってるみたいじゃね?

そもそも、穂波が俺をこき使うんだよな?

…どっちでもいいけど。

だって、俺は穂波のことが好きなんですから。
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