【短】Secret Kiss
「えっと…多分、ブサイクでも、おじさんで背が低かったり太ってても好きになる人はいるし……」


「今は亜衣のことを聞いてんの!!」


「うう……」




どうしよう…返す言葉が見つからない…。



「もしくは……」



美奈はそこで言葉を切ると、キョロキョロと周りを見回す。


そしてすぐ隣を通った男子の胸倉を掴むと、バッとあたしの目の前に差し出した。



「こんなやつが相手でもいいの!?」




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