【短】Secret Kiss
「その……まさかキスされてるなんて思わなくて…」


「寝ぼけてるにもほどがある!んなの、唇に感触があった時点でさっさと起きなさい!大体、亜衣はもとから…」



美奈はそう言うと長々とお説教をし始めた。



うわぁぁ…また始まっちゃったよ…。




もとから姉御肌?な美奈は、おバカなあたしの面倒を見てくれてて、

あたしに何かあったりしたら、本気で心配して、本気で怒ってくれる。


たまに友達じゃなくて、お母さんに見えてくるくらい。



今だって、昨日のキスがあたしのファーストキスだったことをすごく気にしてくれてる。





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