ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「それじゃあ、あたしは先に行くね」


麻美ちゃんはきりっとメイクを直し終え、颯爽とお手洗いを出て行った。


「う、うん! またねっ」


うわあ! 早いんですけど。

わたし、まだメイク直し、ぜんぜん途中なのに。

いつもテキパキな麻美ちゃんは、あの通り、そつなくお仕事をこなせる人なので総務部でもみんなのリーダー的存在。

そして麻美ちゃんは、とってもいい人。

気が強いけど、やさしいの。

同い年だしすごく気も合うんだあ。性格は正反対だけどね。




時計を見るともうすぐ1時だった。

もう行かなきゃ!

わたしも慌ててルージュをぬって設計課に戻った。
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