ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「そんなんだとさ、俺も黙って見過ごせない」
「あの……」
「西倉なんてやめろ」
「……できません。わたしからは……」
「それは、つまり西倉が社長の言いなりになって青葉総合の理事長の孫娘を選んだら、自分は潔く身を引きますといういうことかよ?」
「……はい」
「そんな覚悟があるんなら、さっさと別れろよ。西倉にお前はもったいなさ過ぎる」
熱い眼差しに答えを返すことも忘れて、ただわたしは世良課長を見つめている。
何年分なんだろう?
ふとこの間のセリフを思い出していた。
自惚れなんかじゃないよね。
世良課長がわたしを想ってくれていたのは、あのネイルの日よりも、遥か以前からだというのを感じずにはいられない。
じゃあ、いつから?
だけど、その疑問を打ち消す答えをあっさりとくれたのは世良課長本人だった。
「しばらくは大事に見守っていようと思っていたのに、西倉は半年もしないうちに、さっさと持っていきやがった。それを、黙って見ていた5年前の自分を殴りたい心境だよ」
「あの……」
「西倉なんてやめろ」
「……できません。わたしからは……」
「それは、つまり西倉が社長の言いなりになって青葉総合の理事長の孫娘を選んだら、自分は潔く身を引きますといういうことかよ?」
「……はい」
「そんな覚悟があるんなら、さっさと別れろよ。西倉にお前はもったいなさ過ぎる」
熱い眼差しに答えを返すことも忘れて、ただわたしは世良課長を見つめている。
何年分なんだろう?
ふとこの間のセリフを思い出していた。
自惚れなんかじゃないよね。
世良課長がわたしを想ってくれていたのは、あのネイルの日よりも、遥か以前からだというのを感じずにはいられない。
じゃあ、いつから?
だけど、その疑問を打ち消す答えをあっさりとくれたのは世良課長本人だった。
「しばらくは大事に見守っていようと思っていたのに、西倉は半年もしないうちに、さっさと持っていきやがった。それを、黙って見ていた5年前の自分を殴りたい心境だよ」