ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
「7時でいい? 駐車場で待ってるよ。どうせ今日はそれくらいかかりそうだろ?」

「はい、たしかに。今日はちょっと立て込んでいるんです」

「遅れてもいいよ。車の中で待っているから」


あれ?

なんだかんだで今日もうまく丸めこまれたようが気がするけど。

まあ、いっか。

それより今日はどこに連れて行ってもらえるのかな?

この間のお店、とってもおいしかったもんなあ。



だけど、このやり取りをヒロくんがそばで聞いていたなんて。

そんなことを知らずに。

ヒロくんの気持ちを知らずに。

わたしはずいぶんと呑気に映っていたよね。
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