【B】明日は来るから 【優しい歌 外伝】

19.夜の果て -恭也-





「神楽……」








朝、二人で共にしたホテルで目覚めたのは
俺一人。



昨夜、二人で迎えた夜のことなど
感じさせないほど、
寒々しい朝だった。







キャビネットの上に残された紙。









ごめんなさい。


もう貴方の傍には
居られません。



これ以上は、
私が恭也を破滅させてしまう。




探さないでください。

さようなら




神楽








7行の手紙は、
一気に俺を突き落とす。





俺は着替えを
済ませてホテルを飛び出すと、
勇生と雄矢に電話をかける。

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