砂のオベリスク~第七大陸紀行~

白緑のドレス









 アルバートルについてよく話せないまま、私はエンの後ろを歩き続けた。



砂漠には何の目印も無い。

それでもエンは迷い無く進んだ。私は不安をおぼえていたが、頼れるものは他に無かった。





方位磁針ですら彼女の後を追うのだ。
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