男のなかのオトコ



ーーーーーーー。

つ、ついてしまった…。
さ、さすがについた早々に喧嘩売ってくるやついないよね………。
早めに部屋に戻っとこ…

私は誰にもバレないように部屋に向かおうとした。

だけど…

「春!」

えっ!!!

優と陸と想が私の目の前に立っていた。

「3人ともどしたんだ!!!」

「おまえ…自分がおかれている状況分かってんの?」

「へ?」

「へ?じゃねぇよ!!!1人じゃ危ないって言ってんだよ!!!」

「そうだよ春!誰が狙ってるかわかんないんだから!できるだけ1人で行動しちゃだめだよ!!!」

想も黙って頷いていた。

っ!!!
なんて優しい人達なんだ!!!危うく泣きそうになったよ。

「3人ともサンキューな!!!でも俺1人でも大~丈夫だって!!!」

それに…やっぱり危険だから巻き込みたくないしね…


「でも!」

「大~丈夫だって(笑)んじゃありがとな!!!」

走って自分の部屋に向かった。








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