Number of Love -声-




部屋に軽やかな笑い声が響く。



『アハハハハハッ!ホント?(笑)

やばいねwww
今度うちにも見せてよ。』




気づけばほとんど毎日、電話していた。





顔も見えない、



本当の性格も、名前も知らない。




顔を合わせることもない。




自分を偽る必要は、なかった。
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