Waver まだ見ぬ春


しばらくして
同級生と後輩が駆けて来た。

「わ…私ね。昨日はずっとお祈りしてたんだよ」

「せんぱーい
無事に会えてホッとしましたぁ」
そして思いがけないプレゼントをくれた。

「はい。セーラー服!

絶対に戻ってくると思ったから持って逃げたんだよ」

「…ありがとう。ありがとう」
他にもっと良い言葉が浮かべばいいのに、ありがとうしか言えなかった。


「奇跡的な再会といえばさー」
お喋りの声もいつもと同じ。

「役所のお姉さんの話聞いた?」

「何それー」

‘お姉さん’と聞いて
さっきのお兄さんとお姉さんを思い出した。

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