総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】
「そのこと、レナは知ってんのか。」
ショックはでかかったが、そこまでじゃなかった。
しっかし、さすがにレナちゃんは知ってるだろう。
そんな大事なことなら、なおさら。
「姉貴は、知らねぇよ。」
「んだと?」
知らない・・・・?
何故だ。
そんな重要なことを、何故知らない?
「シンは、知ってる。」
「あ?」
「どういう意味かわかるか?」
「・・・・・・。」
「俺は、脅されてたんだよ。」
「・・・・・・・。」