総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】

「そのこと、レナは知ってんのか。」


ショックはでかかったが、そこまでじゃなかった。


しっかし、さすがにレナちゃんは知ってるだろう。


そんな大事なことなら、なおさら。


「姉貴は、知らねぇよ。」


「んだと?」


知らない・・・・?


何故だ。


そんな重要なことを、何故知らない?


「シンは、知ってる。」


「あ?」


「どういう意味かわかるか?」


「・・・・・・。」


「俺は、脅されてたんだよ。」


「・・・・・・・。」


< 177 / 196 >

この作品をシェア

pagetop