愛玩~夢幻の秘密~

「どんな理由をつけても、どんなに憎まれても。どんなウソをついても。約束を守りたかった。葵織の笑顔を守りたかったんだよ。」

「きっと…心がないなら、憎まれた方がいいと思ったんじゃなかな?」


「どうして…?」


嫌われたらイヤじゃないの?


「憎いならずっと心に残ってるだろ?愛情と憎しみは紙一重って。意味は違うけど、憎まれて嫌われた方が、葵織の心に深くアニキが残るだろ?」

「じゃあ…心がないなら、憎まれた方がマシだってこと?」


「だろう?その人の心に深く残るんだから。」

「そんなの…」


言葉が出てこない。

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