愛玩~夢幻の秘密~

そんな簡単に、あたしを手放せたの?


相手が神楽さんだから?


どんなことがあっても守ってやるは、所詮、子供相手の約束だったってことでしょ?


なんか分からないけど。


踏み潰して。


押し込めてた何かの芽が。


カチカチのアスファルトのような心の中から。


タンポポのように力強く。


ニョキっと顔を出して葉っぱを広げた。

< 362 / 412 >

この作品をシェア

pagetop