愛玩~夢幻の秘密~

「…嬉しい涙だと、俺は思っているよ。」


ポツリとつぶやきながら。


ポンと優しく頭をなでてくれた。


「当たり前でしょ。やっと、鷹都から解放されるんだよ?嬉しすぎて…。」


涙で言葉が詰まる。


「じゃあ良かった。今夜、正式に神楽さんから話すみたいだから。そしたら、俺もさよならだ…今まで楽しかったよ。ありがとう、葵織ちゃん。」


それだけ言うと、部屋を出て行った。

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