傷だらけのシンデレラ

「また連絡するからね」


そう言って二人は帰って行った。

ずっと気遣ってくれてたんだ。

あたしはそれが嬉しかった。

だけどそんな二人にさえ、翔のことは言えずにいる。

顔もみたことがないような人、ましてやネット。

そんな人と付き合ってるなんて言えるわけないよ。

第一これって付き合ってるっていうの?

そんなことを帰り際にずっと考えていた。

そして誕生日のことを翔に行ってみようと思った。
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