ハチミツ×シュガー
カタカタ震えながら皇の元へいく斉藤くん。
みんな皇をよく知ってるから助けられない。
私の後ろでは、皇による「なぜこんな答えになったのか」の繰り返しの言葉が響く。
「プククッ 斉藤くんてば、皇くんの前で楓ちゃんにちょっかい出したらダメに決まってるのに」
「アホだな」
「皇と同じクラスになった事ないから知らないんだろ?」
――ピクリと反応してしまった。
居心地の良いみんな。
皇の数少ない友達だけど……それでもやっぱり、噂の事知ってるはずだよね?
――どう思ってるんだろ。
……私達の事。
「あはっ みんな知ってるんだね〜」
真弓がケラケラ笑い始めた。
「知ってるって…」
私は、笑えない。
変な汗が噴き出てくる。
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