ハチミツ×シュガー




 ――ありがとう。


 きっと真弓は私に新しい世界を広げさせたくて、みんなとの“勉強会”を提案したんだ。



 皇と真弓の友達は温かくて……私達2人を個々として、一人一人理解してくれてる。

 こんな私の事までも、理解しようとしてくれてる。




「……そう、だね。
 私、ブラコンなの」



 素直に出た言葉。



「あはっ 楓が認めたよぉ!」

「楓ちゃんあんなお兄ちゃんの何が良いの?!」

 亜衣ちゃんが笑ってる隣で洋子ちゃんが眉間にしわを寄せて本気で聞いてくる。


「洋子は皇の隣の席だから、結構苛められてんだよな」


 田村くんが吹き出しながら皇を見た。



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