レンアイ 韓国年下男の子
彼を責めるのは、筋違い。

でも、耐えきれず部屋をとびだした。

行くあてなんてない。

身を寄せる親しい人もいなかった。

とぼとぼと、歩いていると、携帯が鳴った。

ジョンフンからだ。

出られないよ。

何回か鳴った後、しばらくして、メールが来た。

「ユリさん。帰っておいでよ。

もっと、ちゃんと話せばよかった。

今の仕事がうまくいったら、独立できるかもしれないんだ。

だから、僕も必死で…。

ユリさんにさびしい思いをさせてごめん。

これからも、僕を応援してくれないだろうか?

とにかく、早く帰って来て!待ってる。

ジョンフン」

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