レンアイ 韓国年下男の子
私は、だんだんイライラし始めた。

そして彼の、朝帰り。

あろうことか、キレてしまった。

「どうして、電話くれなかったの?」

「忙しくて、できなかった。」

「いつもは、くれたじゃない。」

「できないもんは、できなかったんだ。」

「他に理由があるんでしょ?」

「ないよ。仕事のトラブルさ。」

「うそ。私がいやになったんだ。」

「そんなわけないよ。ユリさんこそ、最近元気ないし。

励ましても、全然笑顔にならないし。」

「ジョンフンだって、帰ってきても、あんまり話してくれないじゃない。」

「もういいよ。」

「・・・」

黙るしかなかった。



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