レンアイ 韓国年下男の子
駅前の定食屋さん。

ガラガラっと扉を開ける。

いらっしゃい。

「まいど。」

「よく、来るの?」

「うん。なんでも、おいしいよ。」

よかった。いつものジョンフンに戻っている。

「トンカツ定食」

「私も。」

食欲がない。

なのに、出てきたトンカツは、ボリューム満点だ。

ジョンフンは、相変わらず、おいしそうに食べている。

「どうしたの?」

「うん。おなかいっぱいになっちゃった。」

胸もいっぱい。

「しょうがないなあ。」

箸がすーっとのびてきて、

私の残したトンカツをかっさらっていった。

「あ。」

もぐもぐ。

「あ、ありがと。」

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