レンアイ 韓国年下男の子
新幹線のホームに着くと、

ひとつ前の列車が出たばかりだった。

「最終になっちゃった。」

「そっか。もうそんな時間か。」

ジョンフン、ここで別れたら、今度いつ会えるの。

さっきから、何考えてる?

「もう、並ぶね。」

「うん。そのほうがいい。」

「ジョンフン、帰っていいよ。」

「見送るよ。」

今は、ちょっとよそよそしい感じだ。

手もつないでくれない。

ほんと、つらいよ。

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