誰よりも愛する君へ
アタシは人混みにふらふらしながら薫の後を追った。
長身で金髪な薫を探すのは簡単だけど、追うのは大変だった。

「薫・・・ちょっと・・待って!」

人混みでアタシの声は掻き消されて・・・。

薫との距離は離れて行く。

アタシは背後から何かにぶつかられて弱々しくこけた。

「薫・・・・・・!」

アタシは薫に助けを求めて叫んだけどその声は薫には届かなかった。
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