誰よりも愛する君へ
「薫いいって!歩けるし、恥ずかしいし・・・・・・」

アタシがそう言うと薫は回りを見てから「ハルの意見も一理ある」て笑って言った。

「ハル、じゃあこれならいい?」

薫はそう言ってアタシの肩をおもむろに抱き寄せた。

「ッ・・・・・・!!」

「店入ろ」

薫がアタシの肩をしっかり抱いて歩く。

アタシは凄くドキドキしながら歩いた。


薫は凄くお店を選ぶのが上手くって今回のお店も素敵だった。

お店の席に着くと薫は申し訳なさそうに話し出した。

「ハル、ゴメン!嫌やなかった?彼氏でもないのに差し出がましいことして・・・」

「別に気にせんといて!嫌やなんて思っとらへんよ」

「ほんま?」

「うん」

アタシがそう言うと薫は嬉しそうに笑った。
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