龍娘、走る!
呼びつけておいて、体育教師の屋敷は明かりがついていなかった。

「む?」

何だ、留守なのか?

それとももう寝てしまったか?

「全く、いい加減な奴め。自分勝手にも程がある」

ブツブツ言いながら門を抜け、玄関の引き戸に手をかける龍娘。

寝ていようが関係あるか。

このままズカズカ入っていって、嫁共々叩き起こしてやる。

< 13 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop