龍娘、走る!
「ええい、もういいっ!」

とりあえず腹癒せに、しまじろうに猛虎硬爬山を食らわせて悶絶させた後、龍娘は職員室を走り出た。

廊下は走っちゃ駄目よ、という教頭の声にも聞く耳持たず。

何しろ忙しい。

冬休みに入り、騒々しい生徒達も学園に来なくなって、ようやくゆっくり出来ると思ったのに。

甘かった。

学園に来なくなるという事は、あのテロリストのような生徒達が野に放たれるという事なのだ。

龍娘の管轄範囲が広がっただけに過ぎない。

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