夜光虫
翌日、バイトから帰ってきた栞に主人の言っていたことを伝えると、


「確かに先のことは分からない。でも、私達は本気で一緒になりたいと思ってるから」


と言われた。


「あなた達がどれだけ本気かは分からない。でも、意地で一緒になるのだけはやめて欲しい。ちゃんと自分の意思で人生を選んで欲しい・・・」


私は栞に自分の思いを伝えた。


「分かった」


栞は納得してくれたようだった。


私は、夏美さんのご両親はこのことについてどう考えているんだろうと思った。




数日後、栞から一枚の紙を貰った。


そこには電話番号が書かれていた。


「これ何?」


私は栞に尋ねた。
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