†穢れなき小鳥の殺し方†
搾り出すような声に俺は手を止めた。
「ママ、保険とか解約しちゃって、働いてたお店のお金にも・・・・・・」
「・・・・・・」
そう仕向けたのは俺だけどね。
「お店の社長からそのお金、返せなかったら警察にって言われて。
他にもいろんなところからお金も借りてるみたいで・・・・・・。
パパが全部何とかしたみたいだけど、もう離婚だって」
彼女から聞かされる現状に舌打ちしたくなる。
なんとかなったのかよ。
――面白くない。