林檎の木<短>


「ごーくん…!」


「何してんの?こんな時間に」


郷くんが私に近づいてくる。

たったそれだけで
私の胸は破裂寸前。



「ぁ、なっちと話てて、今帰るとこ……」


「へー。」



……自分から聞いてきたくせに

なんだその反応は…


私が拗ねていると


「なぁに拗ねてんだよ。」

郷くんが私の顔を
覗き込んだ。


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