名前の無い物語


「っ…!」


さすがにこうウジャウジャいると気持ち悪い
視界の殆どが黒に染まった



「!」柚歌は咄嗟に攻撃を避ける
瞬間感じた気配に、柚歌はそのまま後ろに飛んだ
シュッと音を立てて、敵の引っ掻きが空を切る


コイツら、気配も微かしか感じないし
何より殺気がない

本当に生き物なの…?



「遊びは終わり。」


こんな奴等に時間をとられてる場合じゃない


広範囲の影に一気に音が包む



「…‘魂のオーケストラ’」



瞬間、全ての影が消滅する
立っているのは柚歌だけになった




…多分、今の奴等は雑魚だ
全滅させる為には親玉を倒す必要があるかも…



そう思い、上がった息を整えてる




「柚歌?」






< 23 / 595 >

この作品をシェア

pagetop