名前の無い物語
放った氷が影の生物に当たる
一撃で敵は消滅していった
…上級魔物って訳じゃないみたいだな
なら、一瞬で片付けてやる!
「‘凛氷’!」
パァン、と音を立てて
敵は全て消滅していった
…終わったか
海は少し乱れた息を整え、一応辺りを確認する
シン、と体育館は静まり返っていた
案外簡単に片付いたな
それにしても、葵の能力に引っ掛からなかった事は気になる
ま、後で本人に聞けばいいか
終わったと思って、気を抜いた瞬間
背後に現れた、黒い水溜まりのようなもの
そこから現れた新しい影が、海に攻撃を仕掛ける
「!」
しまった…まだいたか!
避けれないと判断し
海は受け身をとった