名前の無い物語



「広いね…。」


辺りを見渡すと、高そうな家具がたくさん置いてある
どうやら、貴族か何かが住んでいたみたいだ



「鏡がありそうだな。」



「うん…奥に行ってみよう。」


ギシ、と足音が鳴った瞬間



「誰!?」



「「!!」」



突然聞こえた声に二人は構えた
自分達以外に、誰かいる…?


柚月は指で灯りを先に進める
だんだん見えてくる人影


そして、どこかで見たことある制服のスカート



「…八代、さん?」



「…王!」





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