亡國の孤城 ~フェンネル・六年戦争~
あとがき
まず…………長かった。

………終わりました。とうとう終わりました。誤字脱字がポツポツ見つけてしまったので、直していこうかと。………書いたなぁ。本当によく書いたよ。この物語は、私が高校2年生の時に、突発的に妄想し始めたものでした。
たまにはファンタジーなんか書きたいな。かなり深くて長くて………と。
キャラの設定からしました。イラストにして具体的なイメージにしてから。話の展開は…最初と最後だけ決まってました。ハッピーエンドも考えましたが………どうしても私はメインキャラを不幸にしたがる質の様で。………書きながら物凄い罪悪感に苛まれていました。御免ね御免ねと連呼しながら更新していました。………情が深まると、厄介ですね人間。
とにかく読者は少なくても良い。とにかく、とにかく、これを終わらせたいという一心で…。しかし、私の独り言の様なこんな物語に、数多くの読者様が読んで下さって……感想まで頂けて……自己満足で書いていたのに、いつの間にかそうではなくなりました。本のちょっと前まで最初は150位くらいだったのに、とんとん拍子で50位、20位………そして今に至ります。

まさかこんな…野いちご作品で一番(?)、長くて…難しい話を読んでくれるなんて。感涙です。本当に。

作品を読んで頂けていれば何となくお分かりになると思いますが…。……人の暗い一面を描きなぐる人間です。深く、深く…抉る様に。憎悪や嫉妬や悲しみや……そんな負の一面が、私には、純粋な…綺麗な感情に思えます。感情自体に罪はありません。問題は、それをどう扱うか。改めて、最後まで読んで頂き、有り難う御座います。2部も思案中です。その内ひょっこり現れますので。では。

KAFKA
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