間違いだらけの殺人
そして

「何かのお祝い・・・
だったっけ?」

と恐る恐る聞いてきた。

「フフフ、別に!
ただたまには、
あなたに感謝の気持ちも
込めて・・・なんてネ」

あまりに
陳腐な自分の言葉に、
言いながら私は
照れていた。


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