【短編集】君に届いてほしいから─冬─
結局鳥居まで手は繋がれたままで、お母さんにはねちねちねちねちイヤミをいわれたけど、
「健太くん、いつも光里のお守りさせちゃってごめんね」
とかね。
優しい健太のお母さんは無事で何よりだったー、なんて笑ってくれた。
「お父さんは?」
「先に帰って健太くんちで2人で飲んでるわよ…」
ってわけで、その日は健太と健太ママもあたしの家に帰ってくることになりましたとさ。
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