【短編集】君に届いてほしいから─冬─





教室を飛び出してまだ人の多い廊下を走る。





─…神様、素直になりたいって願ったけどもういいです。


もう、遅いから…




きっと田城さんの告白にはオッケーしたんだろうし、してなくても変わらないよ。


どうせ…あんなこと言っちゃったらもう仲崎はあたしに笑ってくれない。





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