【短編集】君に届いてほしいから─冬─





「無理だよ。さっきの見たでしょ?!」




あんなこと言っちゃったら普通に話すのだって無理だもん。



「じゃあこのまま諦めんのか?!そんなのお前の気持ちがなかったことになるのと変わらねえじゃん!」




健太は声を荒げた。


昔からいつも健太は正論だ。



それがうらやましくもあって、疎ましくもあった。







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