【短編集】君に届いてほしいから─冬─






「光里ー!健太くーん!帰るよー!!」


鳥居の方でお母さんたちが手を振ってる。




健太だけ…人の多いとこで待っててくれたんだ。





「健太、待っててくれてありがとね。」



「おー。あ、そういやさっき朔也みたぞ。」




健太は唇を片方だけ引きあげて意地悪っぽく笑った。



ったく…いつからこんな顔するようになったんだか。





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