君とこんぺいとう
隼人と向き合って食事をするのは別れて以来だった。
ずっと抑え込んでいた気持ちが
彼の笑顔を見るたびに走り出しそうで怖くなる。
私は平静を装うのに必死で
せっかくの食事の味もよく分からなかった。
「今日は本当にありがとな」
食事のあと、隼人は家まで送ってくれた。
「こちらこそ、すっかりごちそうになっちゃって。
それじゃ、運転気をつけて帰ってね」
そう言ってシートベルトをはずそうとしていた私は
隼人にその手を遮られた。
「隼人?」
「萌に聞きたいことがあるんだ」
綺麗でまっすぐな瞳に見つめられて
私は鼓動が速くなるのを感じた。
「何?」
隼人はシートベルトをはずすと
体ごと私のほうを向いた。
「萌は田代のことが好きなのか?」
ずっと抑え込んでいた気持ちが
彼の笑顔を見るたびに走り出しそうで怖くなる。
私は平静を装うのに必死で
せっかくの食事の味もよく分からなかった。
「今日は本当にありがとな」
食事のあと、隼人は家まで送ってくれた。
「こちらこそ、すっかりごちそうになっちゃって。
それじゃ、運転気をつけて帰ってね」
そう言ってシートベルトをはずそうとしていた私は
隼人にその手を遮られた。
「隼人?」
「萌に聞きたいことがあるんだ」
綺麗でまっすぐな瞳に見つめられて
私は鼓動が速くなるのを感じた。
「何?」
隼人はシートベルトをはずすと
体ごと私のほうを向いた。
「萌は田代のことが好きなのか?」