屋上で


「鈴木、また次も助っ人頼めるか?」




「えっ…」




「すまん!俺があの6番をとめられなかったからっ…!
だから、次はもっと練習するから!…頼んでも良いか?」




「…俺でいいなら」




「良かった!ありがとな!
んじゃあ、次は彼女に勝つところ見せよーぜ!」




「?………………誤解だっ!!」




キャプテン、面白い人だなー


そう思っていると、また別の人が鈴木に声をかけていた。




「なぁ」




あ、確かこの人は…




「あぁ?次は何だよ?」




そう言って不機嫌そうに鈴木は声の方へ振り向く。
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