屋上で




ええい、こうなったらもう、やけくそだ!




「冷時」




すると私は有り得ない光景を見た。




なんと……





「冷時が照れてる…」




「…うるさい。茶一」




「本当だ!ほっぺ少し赤い!貴重だわ!」




「まだまだウブですなー、冷時君は」




「………」




そのまま冷時、は口元に手を当て
あれは仕方ない。
マジやばい。
嬉しすぎ。
とかブツブツ言いながら下を向いている。




「おーい、冷時。心の声だだっ漏れですよー」




鈴木がニヤニヤしながらそんな風…冷時に指摘した。
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