《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
少し乱れた白いシーツの上に横たわる留奈の身体に俺は覆い被さる。



「キモチが入ると違うな…」


「!?」


「…」


戸惑いながらも、俺は留奈と一つに繋がりたくて、またキスを唇に落とす。


静寂の部屋に何度も響く俺のリップ音。



俺は唇を離して、留奈を見つめる。


不安げに揺れる二つの瞳。


俺の心も不安で揺れていた。



俺だって怖い…


留奈を抱けば…今在る…自分の世界が変りそうで…






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