《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「寂しいね~。せっかく仲良くなれたのに」



「……寂しい??じゃあ~兄貴と離婚して俺と結婚しろ」


「ええ~っ!?」


「烈様!?」
駿也さんが嗜めようとすると烈君は悪戯っぽく笑って、呟く。



「冗談だよ…駿也…安心しろ」


「タチの悪い冗談は止めて下さい…烈様」



「ふっ…」



私も一瞬、どうしようか?と焦ってしまった。



「姉貴は男に隙を与え過ぎた…気をつけろよ~」



「え、あ…うん」



「優しくするのは兄貴だけにしとけ」





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