《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
彼が捺さんをおぶって、寝室まで運んでくれた。



「すいません・・・」


「…いえ、俺の方こそ…申し訳ないです」



捺さんの身体をシーツの上に寝かして、布団まで掛けてくれた。



「さすがは新婚さんだ…。そのベビードール可愛いですね…」


「えっ!!!?」


私はそばにあったドレッサーの鏡で自分の姿にハッとした。


「/////」



急激に全身の体温が急上昇。



私は名も知らない人に自分のあられもない姿を晒してしまった。



思わず…ドレッサーの前に置かれたブラシを投げつけて意味不明な行動に走る。


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