年下のカノジョ~あの子は高校生~
―――それって・・・・・・、それって・・・・・・?!


 ドクン、ドクン。

 自分の心臓の音が耳に響く。





「あのさ・・・・・・」

 正和さんは言いだしたものの、なかなか続きを口にしない。



 私は何も言うことが出来ず、正和さんを見つめているだけ。


 2人の間に沈黙が流れる。




 その空気を破るように、彼が息を吐いた。




 そして。


 こう言った。





「由美奈ちゃん。
 もう、“俺の彼女”っていうの、やめにしない?」



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