♥魅惑の恋♥

カレカノなったばっかの落とし穴!?

 ☆彡ハク☆彡

『すごいじゃん、ハク、OKしたのね♪』

『うん・・・』

『なんでそんなに暗いの?』

『私と朱雀って部屋が一緒じゃん?
 
 だから会いたくなくても、合っちゃうのよねぇ~』

『いいじゃない!!毎日会えるんだから』

『だから、会いたくなくても・・・』

『そうだぞ、お前、もっと喜べ』

『なっなんで朱雀がいるのよ~』

『きゃ~あなた朱雀君ねぇ~あたし、ハクの友達の

 松村麗華で~す☆』

『どうも、早川朱雀です。ちなみに、ハクの彼氏です。
 後、君付けしなくていいよ。朱雀でいいよ』

『うん♪』

『猫かぶってる・・・「王子キャラ」いつもと同じでいいと思うよ』ちょっとキモイ・・・

『な~んだ、ハク全然いい人じゃん!!』

『そう・・・』

『朱雀、ハクを、よろしく☆』

『おう!』


  ~放課後~

【涼宮先輩~♥ちょっとお時間いいですか?♥】

『いいけど、あなたは?』

【あっ自己紹介が遅れてすみません!!私の名前は、宮澤鈴です♥】

『こちらこそ、涼宮ハクです』

【話っていうのは、早川先輩のことなんですけど~♥】
 
 朱雀のこと??

【私、朱雀先輩のことが好きなんです。っていうか元々つきあってたんですよ~
 
 なのに、急に自然消滅しちゃって、噂を聞いたら、
 
 涼宮先輩と付き合ってるなんて噂を聞いたんですよ。
 
 だから、朱雀先輩に聞いたら「付き合ってない」っていわれたんで
 
 涼宮先輩が嘘の情報流してるんじゃないかなって思って今聞いてま~す♥】

なっ!もしかしてそれってホントなの!?

でも、どうして?私のこと、好きだって言ったのに・・・

私は我慢できなくて泣いた。

私は小さい頃から、人前で泣いたことがなかった。

なのに、朱雀のことになるとどうしても我慢できなくなって

うまくいかなくなる。

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