ヘタレ王子とヤンキー姫
あいつとは小学生の時まで一緒だった。

だから幼馴染みって感じではない。

気づいたら恵美が呼んでいた。

「誰と話してたの?」

「昔の友達。」

「ふ〜ん…会計いこ。」

かご一杯にお菓子…。

太らねぇのが不思議だよな。

まぁそんなことより、やっぱあいつは…

「かお〜ん!!」

はいはい…行きますよ。

「毎回かいすぎなんだよ。」

「これくらいが普通だし。」

てめぇの普通の基準が理解できねぇよ。

あっまた電話だ。

「樺音の浮気者。」

そう言って電話は切れた。

意味わかんねぇ。

ってかうぜぇ。

…殺していいかな。

< 126 / 200 >

この作品をシェア

pagetop