ヘタレ王子とヤンキー姫
トイレから出て、樺音たちのいるところまで連れていってもらうことにした。

絶対笑われるだろうな。

「春樹くんは樺音のお友達?それとも彼氏?」


彼氏って言った方がいいのかな。


「かっ…彼氏です。」

言っちゃった。

まぁいつかはバレるもんね。

二人は一瞬かたまって、微笑んだ。

「そう…樺音をよろしくね」

「誰に似たんだか、あの娘も、頑固で気が強いから、苦労することもあると思うが、よろしく頼むよ。」

「はい。」

「あっあれ樺音じゃない?」

あっホントだ。

二人とも綺麗だな。

「あれっ二人して何やってんの?ってかなんで春樹がいるわけ?」

「この子迷子になってたのよ。まぁあなたランランのモデルのMちゃんじゃない!?」

「はい。今日はお招きありがとうございます。」

「ちょっと樺音!どうして今まで教えてくれなかったのよ。」
「俺も先月知ったんだよ。」

「自分の出てる雑誌くらい、チェックしなさいよ。あっサインいただいてもいいかしら。」

「おば様からそんなこと頼まれるなんて、光栄ですわ。構いませんよ。」

なんか恵美のキャラが違う。
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