先輩の恋人[先輩の妹:番外編]


「ちょ!ちょっと、待って!」



先生が起き上がった時に落ちた俺のジャージを拾い、先生の後を追う。

先生はフラフラ歩いていて一人で歩いているのが不思議なくらいだ。




先生の後に追い付いて肩を支えるように掴むとビクッと肩を震わせた。


「………あ、違う、ごめん、何もしないから…大丈夫…」

再びなるべく触れないように先生を支えて反応が見られないことを不思議に思い顔をのぞきこむ。


< 16 / 61 >

この作品をシェア

pagetop